たまごボーロといえば子どものおやつですが大人にも根強い人気があります。
しかし最近ではたまごボーロの栄養価が評価され、ダイエット食として利用する人もいるそうです。
本当にたまごボーロはダイエットに向いているのか、調べてみました。
たまごボーロダイエット?
「たまごボーロダイエット」で検索してみるとなかなか多くの情報が出て来ました。
中には楽屋などでおやつにたまごボーロを食べているモデルさんもいる、なんて話までありました。
確かに最近では味のバリエーションも増え、大人向けのたまごボーロも増えてきています。
たまごボーロがダイエットに向いている理由としては赤ちゃんや子ども向けのおかしであることが大きいです。
まだ体がしっかりできていない子ども向けだから消化に良くて体に優しく、着色料や香料など食品添加物も少ないおやつがたまごボーロです。
加えて成長に必要なカルシウムやたんぱく質の量もしっかり考えられていますから、なるほどダイエットに有効かもしれません。
たまごボーロで太らないのか?
でもお菓子ですし、玉子や砂糖を使っているなら太ってしまいそうです。
そこでたまごボーロのカロリーや栄養価についても注目してみました。
カロリー
カロリーは結構あるだろうと思いきや100gで360kcalとかなり少なめです。
同じ甘いお菓子のクッキー(427kcal)やチョコレート(558kcal)と比べてもダントツです。
ちなみに1粒9kcalなので食べる量が少なければ全然問題になりません。
砂糖についても赤ちゃんの健康を配慮した、砂糖不使用のたまごボーロがちゃんとあります。
より健康的に考えるならば大人向けより赤ちゃん用のたまごボーロを選んだ方が良さそうです。
栄養価
子どもの成長を考えたおやつですので栄養価については期待できるでしょう。
実際に玉子はプロテインスコア100、身体の生育に必要な栄養素が全て揃った完全食として知られています。
さらに大敵の塩分、脂質はほぼゼロですので普段のおやつとしても優秀です。
更に見ていくとカリウムやカルシウム、鉄分など普段の食生活ではついつい不足しがちなミネラルもしっかり含んでいます。
ビタミン類は特筆するところがありませんが、最近では野菜や果物をミックスしたたまごボーロがありますよ。
たまごボーロダイエットのメリット・デメリット
たまごボーロ自体のカロリーや栄養価はダイエットの上で優れているということがわかりました。
次にたまごボーロをダイエットに利用する上でのメリット・デメリットを見てみましょう。
調べた上で私が判断したところも多いのですがそこはお許しください。
メリット
- カロリーが低い
- 栄養価バランスが良い
- 味に種類があるので飽きない
- 持ち運びに便利
カロリーや栄養価についてはここまでで十分明らかになっているので下の2つを見ていきましょう。
味については私たちが知っているたまごボーロはシンプルで素材の甘味を活かした優しい味ですね。
しかし最近では注目を集めているからか様々なメーカーから色々な味のたまごボーロが発売されています。
タマゴボーロの元祖、岩本製菓さんからもイチゴ、アズキ、カボチャなどの味が売り出されています。
またたまごボーロは保存に便利な小分けタイプが多いので、バラせば邪魔になりません。
カバンに忍ばせておけるので小腹が空いたときにこっそり食べるのにも便利です。
なにより一包の量が少ないので食べ過ぎないのも長所でしょう。
デメリット
- お腹いっぱいにならない
- 笑われるかも?
しかし量が少ない上に口の中で解けてしまうので食べている感じが無いです。
食べ応えが無く消化が良いので腹持ちも悪く、満腹感を味わいたいなら量を食べなければなりません。
するとカロリーもそれなりになるので、小腹を紛らわす程度に控える必要があるでしょう。
あと人前で食べていると笑われるかも知れないですね、本来赤ちゃんのおやつですから。
そういうのが気になるならこっそりと食べましょう、幸い一口サイズで食べる音もしにくいのでばれにくいです。
もしくは「たまごボーロダイエット知らないの?」と周囲を巻き込んでしまうのもアリでしょう。
結局たまごボーロでダイエットできるのか?
ネットや書籍で調べる限り賛否両論あるたまごボーロダイエットですが、私はアリだと思います。
たまごボーロに限らず赤ちゃん用のお菓子は天然素材多めの食品添加物少な目、体に優しいものが多いです。
ドライフルーツなどのように健康的で、おやつとして食べるのには最適でしょう。
ダイエットで気を付けること
調べていて思ったのはたまごボーロ「だけ」食べるダイエットではない、ということです(当たり前かも知れませんが…)。
普段の食事はちゃんと食べて、小腹が空いたときにおやつとして食べるものでしょう。
「たまごボーロに痩せる効果がある」という点については疑問が残ります。
普段の食事は野菜をふんだんに使った、健康バランスをしっかり考えたメニューを考える必要があるでしょう。
加えて食事の量を少し減らして、どうしてもお腹が空いてしまったときにたまごボーロを食べる…といった形が最良だと思います。
また消化が良いので夜どうしてもお腹が空いてしまったときに食べるのにも有効ですね。
後は大人向けではなく赤ちゃん用のたまごボーロを選ぶことですね。
食品添加物や砂糖を使っていないことをきちんと表示しているものの方が健康的でしょう。
でも赤ちゃんが食べて健康に良いなら私たち大人にも健康的なのは当然ですよね。