コーンフレーク(シリアル)は一昔前からダイエット食としても有名です。
しかしどうしてダイエットに効果があるのかは知っていますか?
効果的な食べ方についても紹介していきます。
コーンフレークがダイエットに適している理由は?
実は元々、コーンフレークは病人食を研究する過程で発見されたものです。
それを健康食品として販売したところアメリカで大いにヒットしたという経緯があります。
そのため健康管理には欠かせない食品というイメージが付いてきました。
実際にはどのようなダイエット効果があるのでしょうか。
少量でお腹いっぱいになる
なぜコーンフレークは牛乳をかけて食べるのでしょうか。
それは量が膨らむ(ふやける)からです。
量が増すことで少ないコーンフレークでもお腹いっぱいになります。
腹持ちが良い
コーンフレークは文字通りトウモロコシの粉から出来ています。
そのため消化が悪く、お腹に長い間留まります。
一度食べればしばらくお腹が空かないため、食事の総量を減らすことができます。
太りにくい
コーンフレークにはナトリウム以外の栄養分が全くと言っていいほど含まれていません。
そのため食べても体に吸収されず、そのまま排泄されてしまいます。
体に余分なモノがつかない食べ物としてならコーンフレークは実に優秀です。
ここまででちょっと驚かれたのでは無いでしょうか。
市販されているコーンフレークの多くは栄養満点、健康的といったフレーズで健康食であることをアピールしています。
しかしカロリーは白米と同じくらいですし、糖分塩分も結構多いし何より栄養価が低いです。
何も考えず安易にコーンフレークでダイエットをしようとすると体に悪影響を及ぼすことも多いです。
中にはコーンフレークだけ食べていたら痩せた、という人もいますが栄養失調でやつれているだけの可能性が高いです。
そのような事態を避けるためにもコーンフレークの性質を知った上で、よく考えてからダイエットに取り入れる必要が出て来ます。
ダイエットと健康を両立したコーンフレークの食べ方は?
コーンフレークの栄養価の低さはダイエットに有利に働くことも否定できません。
1日の食べる量は減らしたいけど食べないと落ち着かない、とりあえず満腹になりたいときには有効な食品です。
しかし長期的にコーンフレークでダイエットしたいなら一工夫する必要があります。
ダイエットだけでなく健康面も考えたコーンフレークの食べ方を紹介します。
糖分の少ないものを選ぶ
市販されているものの多くは味付けのために大量の砂糖を使用しています。
コーンフレーク自体も白米と同じくらいの炭水化物(糖質)があるため総じて摂り過ぎになってしまいます。
購入の際は砂糖少な目または不使用の製品を選ぶようにしましょう。
栄養価が配合されているものを選ぶ
最近では玄米や麦、ナッツやドライフルーツを混ぜた、グラノーラも多く市販されています。
先ほどコーンフレークは栄養が少ないと言いましたが、欠点を補った製品となっています。
コーンフレークより少々値が張りますが、健康のためならこちらの方がオススメです。
トッピングして食べる
コーンフレークは無糖のモノを選び、トッピングで甘味をつけるようにしましょう。
ドライフルーツや果物の缶詰だけでも十分な甘味になる上、栄養価も高まります。
特に美容に大切なビタミン類はフレッシュなフルーツを食べることで摂取することができます。
コーンフレークでダイエットを続けるために
コーンフレークだけを食べ続けると栄養バランスが崩れます。
同じものを食べ続けることで飽きが来ると長続きしにくいという欠点もあります。
ここではコーンフレークダイエットが続くためのコツを紹介します。
朝食と間食にする
その手軽さから朝に食べられることも多いコーンフレークですがダイエットにも有効です。
というのも起きた直後は胃や腸が活発になっていないため、大量に食べると消化不良を起こします。
そのため少量でも満腹感を覚えるコーンフレークは実に理に適っているといえます。
それと美容に不可欠なのは睡眠時間、ギリギリまで寝てても素早く用意できる点も素晴らしいです。
時間の無いとき、小腹が空いたときにササッと食べられて腹持ちもいいのでおやつにも最適です。
夜に食べない
量を食べたくないときでも夕食にコーンフレークは食べない方が良いです。
消化に時間がかかることに加えて睡眠中は消化能力が落ちるので、寝る直前に食べると消化不良を起こします。
更に睡眠中にも消化活動を行うので、体が休まらず美容健康にも影響を及ぼします。
どうしても食べたいときは就寝の3時間前には済ませるようにしましょう。
トッピングを変える
コーンフレークを食べ続けると起こりやすいのが飽きてイヤになることです。
続けるためにも味の変化をつけることをおすすめします。
混ぜる果物やドライフルーツなどを変えるだけでも見た目や味が変わり、飽きることを防げます。
余裕があるなら旬の果物やお高めのナッツなどを加えるとなんだか普段よりゼイタクしている気分が味わえます。
落雁や甘納豆のような和菓子を混ぜればおやつとして楽しむことができます。
別に牛乳をかけてもいいので、ちょっと奇抜なオリジナルレシピを考える楽しみも出来るので楽しく続けることができます。
- コーンフレークの性質を知り、欠点を補う
- 途中で飽きないように変化をつける
コーンフレークでダイエットを続けるためには上の2つを考えるようにしましょう。
コーンフレークを食べる以外にも普段の生活に気を付けることを忘れないようにしましょう。