アイスクリームといえば、バニラ味です。そしてバニラといえば、バニラエッセンスですね。
バニラエッセンスを使った料理は様々なものがあります。しかし、バニラエッセンスはどこに売っているのでしょうか。
また、香水としても使えると聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
この記事では、バニラエッセンスの疑問について考えていきます。ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
バニラエッセンスはバニラから採れる
そもそも「バニラ」って何?と改めて聞かれると、答えられない方も多いのではないでしょうか。まずはバニラの正体について解説します。
バニラは、白い花が咲く植物です。マダガスカルやメキシコ、ブラジルなどで栽培が行われています。
そして「バニラエッセンス」は、バニラからその成分を抽出した香料です。
味はいわゆるバニラ味で、バニラエッセンスはアイスクリームやカスタードクリーム、ウイスキーなどに使用されます。
この他に「バニラオイル」という香料もあります。こちらは、焼き菓子などに利用されることが多いです。
また、「バニラビーンズ」という香料を聞いたことがある方も多いでしょう。これはバニラの種子を鞘ごと発酵、乾燥させたものです。
バニラビーンズはオイルやエッセンスよりも高価なものであるため、家庭での簡単な料理にはあまり使われません。
バニラエッセンスのカロリーはそれほど高くない
さて、バニラエッセンスについてもう一つ気になることがあるのではないでしょうか。
それは、バニラエッセンスは甘いためカロリーが高いのではないか、ということです。
バニラエッセンスのカロリーは、100gあたり204キロカロリーです。つまり1gだと、2.04キロカロリーということになりますね。
つまり、それほど高くはないといえるのではないでしょうか。
バニラエッセンスが購入できる場所は製菓材料コーナー
料理をあまりしないという方ならば、バニラエッセンスがどこにおいてあるかわからないということもあるのではないでしょうか。
バニラエッセンスは、主にお菓子の材料を並べた棚に陳列されています。
他にゼリーやプリンなどの材料が並べてあるような場所ですね。
主に瓶に入った状態で売られていますので、スーパーなどで探せばすぐに見つけられるでしょう。
ちなみに、ネット通販でも購入することができますので、どうしても近所には見当たらないという方はそちらを利用してみるのもいいかもしれません。
バニラエッセンスの代替品が知りたい
料理をするときに、確認してみたらバニラエッセンスが手元になかったということは起こりうる事態ですよね。
そこで気になるのは、バニラエッセンスの代わりに同じような効果として利用できるものがあるかどうかです。
バニラ「エッセンス」は家にないけれどバニラ「オイル」はあるという場合は、このバニラオイルが代用品として使えます。
成分などはほとんど変わらないので、特に問題はありません。
むしろバニラオイルのほうが高価なものであり、味付けなどの用途には「バニラエッセンス」以上に優れています。
また、バニラビーンズがあるのであればそれを使ってもいいでしょう。
そしてもう一つ、バニラエッセンスよりも安く手軽にバニラ味のものを作りたいという場合は、100円ショップなどにも売っている「バニラシュガー」という材料を用いる方法があります。
ただしこちらも買い置きしていなければ意味が無いので、その点には注意が必要です。
「バニラ」に関係したもの以外でバニラ味を出すことは、なかなかできません。つまり、バニラ味にするには「バニラ◯◯」が必ず必要となります。
もしもバニラの香りでなくても味付けができればいいのであれば、他の香料を利用するという方法があります。
例えばリキュールなどを使用してみましょう。少し風味は変わりますが、香りがつきますよ。
バニラエッセンスは長持ちする
バニラエッセンスの賞味期限は主に1年程度となっています。詳しくは、瓶などに直接記載されていますので、確かめてみることをおすすめします。
ただし、適切に保存されていれば実際は賞味期限をしばらく過ぎても問題なく使用できます。賞味期限から数年過ぎてしまっていても利用できることがあるようですが、不安な方は避けておいたほうがいいでしょう。
冷蔵庫に入れるのが主な保存方法でが、こちらも記載されている文章を読んで確認し、そのとおりに保存することが重要です。
バニラエッセンスを香水にもできる
バニラエッセンスは、香水にも使用されています。安く入手できるものですので、手軽に香水の代わりに使用したいという方は試してみてもいいかもしれません。
ただし、あまりバニラエッセンスを直接香水として使用するということは行われていませんので注意しましょう。
バニラエッセンスそのものを利用するよりは、バニラの香りがする普通の香水を探して利用したほうが安心感があります。