口元というのは、人間の顔のパーツのなかでももっともよく動くところです。
人に与える印象が大きいものですから、自分の唇の形でお悩みの方も多いようです。
たとえばぽってりとした厚い唇。
アンジェリーナ・ジョリーのようなセクシーな印象があります。
ヒアルロン酸を注入して、わざわざ厚い唇にする人もいるくらいですが、実はコンプレックスに感じていらっしゃる方がいるようです。
そこで今回は、とくに上唇の厚みに悩んでいる方のために、お調べしたことをご紹介したいと思います。
上唇を薄くしたい! 方法はある?
美容整形
やはり一番に思いつくのは、美容整形ですよね。
悩んでいる時間がもったいない、すぐに効果が欲しいという方にオススメです。
「口唇縮小術」という、唇を小さめに整える手術があり、わりと一般的な美容整形のひとつとして行われているようです。
口の粘膜の境目あたりを切り取って縫合します。
粘膜は人間の細胞のなかでも再生能力が高いため、回復は他の場所よりも早いとのこと。
ただ、唇は上下のバランスと形が重要な部位なので、なおしたいのは上唇だけだとしても、下唇の形も釣り合いが取れるように、整えることになる可能性があることがあります。
ダウンタイムはおよそ一週間で、費用は15〜30万円(上下とも手術する場合はこの倍)が相場のようです。
表情筋のトレーニング
顔のなかのとあるパーツがアンバランスだと感じて、それが気になってしまうときは、表情筋を鍛えて全体のバランスを整えることで、そのパーツが目立たなくなるというのはよくあります。
とくに、顔は小さなパーツの集まりですから、1ミリ以下のごく小さな変化でも大きく感じられるのです。
口輪筋という、口元の筋肉を鍛えるエクササイズを試してみましょう。
たるみが解消されて口元が引き締まることで、唇が小さく見える効果が狙えます。
- 口をゆっくりすぼめて30秒キープ。
- 上下の唇を口の内側に吸いこむようにして30秒キープ。
- ゆっくり口を「ア」のかたちに大きく開けて30秒キープ。
これを、朝と夜に数セットずつ行います。
口元だけでなく、顎のラインもきれいになりますので、お試しあれ!
メイクで簡単
リップメイクにひと手間かけましょう。
- ファンデーションなどのベースメイクは、唇までしっかり塗ります。
- コンシーラーで、唇と肌の境目をしっかりカバーします。
- 唇のラインのやや内側に口紅を塗ります。
口紅を塗るときは、必ずリップペンシルやリップブラシで輪郭を丁寧にとるようにしましょう。
食事をしてリップメイクが落ちてしまったときは、フェイスパウダーで唇の輪郭を押さえてあげると、またきれいに塗ることができます。
携帯用のコンシーラーを準備しておくのもよいでしょう。
また、色はご自分の肌のいろに近いベージュ系を選ぶと、唇の存在が強調されません。
いかがでしたでしょう、ご参考になる情報はあったでしょうか?
ただ、本人が悩んでいるところって、実は周りから見るとチャームポントっていうことがけっこう多いんですよ。
厚みのある唇もきっとそのひとつなのではないでしょうか。
とくに厚みがあるぽってりした唇は、外見が若く見えるのでとってもお得だと思います。
あまり気にせず、ご自分の魅力のひとつと思ってみてください。