つい珈琲やお茶を飲み過ぎてしまってトイレが近くなった!
なんて経験はありませんか?
珈琲に利尿作用があるのは良く知られていますよね。
しかし他に、どんなものに利尿作用があると言われてるのでしょうか。
大事な会議の最中や、接客業などなかなか抜けられない仕事の時、長距離バスや電車などに乗っている時など、場合によっては頻繁にトイレに行くようになってしまうと困る時もありますよね。
そのような時にも、利尿作用が強いものを知る事で避けられるのは良い事だと思いますし、また、ダイエットに効果がある、なんてことも聞いた事がある人はいませんか?
今回は、そんな利尿作用のある食べ物、飲み物について、どんなものがあるのか、またどんな効果があるのか、などを調べてみました。
利尿作用のある食べ物、飲み物、どんなものがある?
まず、利尿作用がある食べ物、飲み物とはどんなものがあるのでしょうか?
カフェインの多い飲み物
カフェインの多い飲み物は、利尿作用があります。
代表的なもので有名なものは、珈琲ですよね。
他にも、緑茶や紅茶、栄養ドリンクやエナジードリンク、ココアなどにも含まれています。
ですので、夏場の暑い時期など、水分補給のために紅茶や珈琲を飲むのはおすすめできません。
実は私の職場は冷房完備が無く、とても暑いのですが、暑さを紛らわすためにアイスコーヒーを飲んでいましたら何度も脱水症状で倒れかけて同僚に指摘されました。
汗が出るのに、トイレも近くなってしまうので必要以上に水分が出てしまうようです。
また、珈琲や紅茶に入れる事も多い人工甘味料や砂糖も、利尿効果がありますので、これらはさらに排尿を促します。
アルコール類
飲み会の席で、とてもトイレが近くなることはありませんか?
これはアルコールに、利尿作用がある為です。
また、お酒は基本的に水分ですので、飲み会の席では、単純にとても多くの水分を摂る場合がほとんどですので、それが原因の一部でもありますが、何れにせよ、アルコール類自体にも利尿作用はあります。
特にビールは、冷たいままがぶ飲みする人も多いので、身体を冷やすことになり、さらに排尿を促進する形になります。
寒い所にいると、トイレが近くなったりしますよね。
それと同じ事が、飲み物を摂取する事でも起こるのです。
果物、フレッシュジュース
特に柑橘類は膀胱を刺激する効果があります。
直接摂る場合だけでは無く、フレッシュジュースの場合も注意が必要です。
また、トマトにも利尿作用があると言われていますので、トマトジュースも利尿作用が出る事があります。
スイカやメロンなどの果物も、膀胱を刺激し、かつ、水分が多い果物ですので、利尿効果があります。
デトックス効果があるって本当?ダイエットに良いの?
必要な尿を排出することは、むくみの解消にも繋がります。
なんらかの原因で、身体の中の尿がうまく排出されないことがむくみの原因の一つとしてあるからです。
なので、もし、むくみがある場合は、それが解消される可能性もあるためにデトックス効果があるとも言えます。
ダイエット効果につきましては、頻繁に飲む事で身体の水分を出しますので、体重は減ると思います。
しかしそれが、ダイエットの目的である脂肪の減少に繋がるかと言われればそうとも言えません。
しかし、上記のむくみ解消は結果的には体重減少や、見た目がスリムに見えることに繋がりますので、無いとは言い切れません。
しかし、もし行う場合は、自身の状態や環境を考えなければ、脱水症状に繋がることもありますので気をつけましょう。
先ほど、少し書きましたが、汗のかく状況や水分が充分摂れない状況で行うと脱水症状になる場合があります。
特に夏の炎天下や高温の場所では、おすすめしません。
そこまで気にして、利尿作用のあるものを摂らないようにする必要もありませんが、特に、お年寄りや、小さいお子さんは注意しましょう。
利尿作用のあるものを意識的に摂る時は、自身の体調や状況を見て慎重に
利尿作用のあるものを摂取したからと言ってすぐに脱水症状で倒れる、ということは滅多にないと思います。
しかし、意識的に摂る場合は話が別ですので、そちらは慎重に。
また、長くトイレに行けない状況になる場合は、これらのものをなるべく摂らないように意識することで、トイレに行く回数をなるべく減らすことができるはずですので、役立てていただければと思います。