中学、高校などの同級生同士で結婚した、あるいは身近にそのような人たちがいるという方がたくさんいますよね。
めでたいと思うこともあれば、なんであの二人が?と思うこともあります。
同級生同士ということはそれなりに古くからの付き合いということで、メリットもデメリットも様々です。
気になっている方々のために、この記事では同級生同士での結婚のメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。まず始めは、メリットについてです。
結婚式に知っている人がたくさん来てお祝いしてくれる
結婚式には、基本的に新郎と新婦の親類や友人が参加します。
新郎と新婦が大人になってから出会っている場合は、新郎や新婦の立場からすると結婚式に来てくれた人の半分くらいが知らない人ということになりますよね。
祝福されるのはうれしいことですが、「しかしこの人たちは誰?」という気分にもなってしまいます。
同級生同士での結婚であれば、新郎・新婦の縁者以外は顔見知りの人が多めになりますので、うれしさもより大きなものとなるでしょう。
これは大きなメリットととらえることができますよね。
互いにある程度どのような人物かわかっている
お見合いで結婚したという場合や、付き合い始めて1~2年程度で結婚したという場合に較べて、同級生ならば事前の付き合いが長い場合がほとんどですので、相手がどのようなことが好きで何が嫌いかということがある程度わかります。
そのため、結婚後の生活もある程度円滑に進めることができます。
また、結婚生活をしていく上で非常に重要である相手の欠点についても理解がある程度あるということになりますので、それについての納得・対処も行えます。共に生活していく上では、この点は重要です。
許しがたい欠点を新たに発見してしまうことも度々あるかもしれません。しかし、相手の良さもわかっているのであればきっとそれを受け入れられるのではないでしょうか。
地元が近い
同級生の場合は、必然的に地元も同じ地域である場合が多くなりますよね。
そのため、現在地元から離れた県に住んでいたり、今後引っ越すことになったりしたとしても、お盆などに里帰りする際に非常に便利です。
地元が離れていると、両方に行く必要がある場合はそこまでの旅費が両方かかってしまうため大変ですよね。地元が同じ地域であれば、その点が非常に都合がいいです。
また、結婚して数年~数十年が経つと、両親が身体を悪くするということもあるでしょう。その時の対応も、非常にしやすくなります。
これは大きなメリットと考えられるのではないでしょうか。
結婚するまでが楽
結婚する際は、相手の両親に挨拶に行くなど非常に面倒な手順が必要になりますよね。
同級生であれば、相手の両親もある程度自分のことを知っている場合が多くなります。その場合は、それほど揉めることもないでしょう。
結婚までの障害があまりないということで、この点も大きなメリットとなります。
次の項目からは、同級生同士で結婚する場合のデメリットについての解説です。
人間関係のトラブル・周りから色々言われるかもしれない
同級生同士での結婚ですと、両者を詳しく知っている他の同級生たちもたくさんいるということになります。
そのため、過去にあった様々な人間関係の難儀な点が残っていることも考えられますよね。
例えば昔の恋人が同級生に他にも何人かいるということもあるかもしれませんし、旦那さんや奥さんに何らかの恨みを持っている人もいるかもしれません。
良からぬ噂を流されることも、大いにあり得ます。この点は、大きなデメリットとなるのではないでしょうか。
相手の欠点や過去の失敗を周りの友達がよく知っていると、その件で色々と都合が悪いこともあるでしょう。
また、もしも別れることになってしまった場合に周りから散々なことを言われることも覚悟しておかなければいけません。
慰めとして「昔からあの人は○○だった」などと声をかけられるかもしれませんが、それはそれできっと腹が立ちます。
地元から離れた地域に住む場合はあまり気にする必要はありませんが、地元に住み続けるのであればこの点には注意が必要です。
相手の悪い点や過去がわかっている
メリットとしても紹介していますが、相手の欠点がわかっていて、それをどうしても許せない場合は「なんでいつもこうなんだ」という思いがさらに増幅されていきますので、非常に厳しい生活となります。
また、喧嘩になった時に相手に昔の失敗を挙げられたり、逆に自分が指摘してしまったりすることがあるかもしれません。
そのような場合は、お互い昔のことはあまり触れられたくないはずですので、非常に険悪となってしまう恐れがあります。
同級生と結婚生活をしていくうえで、欠点を指摘することはある程度仕方のないことですが、過去の悪いことについてはできるだけ触れないようにしておかなければいけません。