大変でめんどくさい?エクステの正しい手入れの方法!アイロンも必要?

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エクステはヘアメイクに大変有用なアイテムですが、少々お手入れに気を使わなければなりません。

地毛のように丁寧にケアしていたつもりが、かえってエクステを傷める結果につながることもあります。

 

エクステの正しい手入れの方法を見ていきましょう。

 

 

エクステの正しい手入れ方法

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天然の髪にはキューティクル、ウロコ状の膜が一本一本ビッシリと張っておりこれが開いているとバサバサに、閉じているとサラサラ感が出ます。

しかしエクステはキューティクルではなくコーティング加工がされています。

 

エクステのサラサラ感はコーティング剤のお陰なのです。

ですがコーティング剤は一度剥がれると元に戻らないのでお手入れが重要になってきます。

 

エクステを長持ちさせるコツは「コーティング剤を剥がさない」「編み目を緩ませない」ことです。

 

ブラッシング

 

用意するもの

 

  • トリートメント
  • エクステ専用ブラシ

 

エクステにトリートメントをつける

 

絡みなどを取りやすく、ブラッシングによるエクステへの負担を減らすためのトリートメントです。

トリートメントはスプレータイプの、洗い流す必要がないものを使うと楽で良いです。

 

できればエクステのケア効果もある専用のものを使うのがおすすめです。

 

エクステ専用ブラシでブラッシング

 

コスメのお店に行けばエクステ専用ブラシは売っていますので、必ずこのブラシを使用して下さい。

専用ブラシは編み目に引っかかりにくい構造になっているためエクステが緩みにくいです。

 

更に適度な粗さのためコーティング剤が剥がれにくく、エクステの手入れには必須です。

 

毛先からとかす

 

エクステの根元をキュッと握ることで根元のゆるみを防ぎます。

とかすときは毛先から丁寧に、少しずつ根元に近づけるようにとかして下さい。

 

こうすることで引っかかりが少なく、エクステへのダメージを減らすことができます。

 

洗う

 

用意するもの

 

  • エクステ専用ブラシ
  • シャンプー

 

お風呂に入る前にブラッシング

 

シャンプーの前に上で紹介した方法でブラッシングをして下さい。

汚れや絡みをブラシで落とすことでエクステが洗いやすくなるので必ず行いましょう。

 

シャンプーする

 

シャンプーは頭のてっぺんだけにつけて泡立てて下さい。

シャンプーは頭皮を洗うものなのでエクステにつける必要はありませんし、傷む原因にもなります。

 

編み目や接着部をゴシゴシ洗うのも傷みや緩みの原因ですので避けて洗います。

あとシャンプーするときは必ず上を向いて洗うようにしましょう。

 

下を向くと絡みの原因となったり、エクステにシャンプーが付いて傷む原因になります。

エクステを洗わなくて大丈夫か気になりますが、基本的に汚れるのは頭皮に近い地毛です。

 

エクステ自体はそんなに汚れていませんし、ブラッシングでキレイになっています。

シャワーで洗い流すときに、流れる泡で軽く洗う程度で十分です。

 

トリートメントする

 

お手入れの順番はリンス→トリートメント(コンディショナー)です。

リンスは地毛のみで十分、特に人工毛では傷む原因になりますので気を付けて下さい。

 

人工毛だと地毛用のトリートメントもあまり意味を成しません(無意味ではないですが)。

トリートメントは緩みや臭い、抜けを防ぐためにも接着部を避けて毛先を中心につけるようにしましょう。

 

トリートメントが毛先にまんべんなく行き渡ったら5分ほど置いてから洗い流します。

エクステを乾燥から守るためにもトリートメントは軽く、少しぬるっとするくらいで流すのを止めましょう。

 

乾かす

 

用意するもの

 

  • 大きめのタオル
  • エクステ用のトリートメントまたはオイル
  • ドライヤー
  • エクステ専用ブラシ

 

エクステの水分を取る

 

タオルでエクステを叩くようにして水分を取り除いていきます。

ガシガシとこすってしまうと絡みの原因やコーティング剤が剥がれてしまうので止めて下さい。

 

トリートメント

 

まだ髪が濡れている内にオイルまたはトリートメントを毛先につけます。

髪が濡れている状態の方が全体にまんべんなく行き渡るので乾く前に行って下さい。

 

エクステの寿命を長引かせる効果もありますが、ドライヤーの熱によるダメージを防いでくれるので必ずドライヤーの前に行いましょう。

 

ドライヤー

 

エクステを乾かすときは必ずドライヤーの風向きは上から下、根元から毛先に向かってです。

下から乾かすと絡みの原因になったり、毛先から乾かすと乾燥や生乾きの原因になります。

 

エクステ専用ブラシでとかしながら乾かすと早く乾くのでおすすめです。

特に編み込み部分は乾きにくいためしっかりドライヤーをかける必要がありますが、先に毛先をかけてしまうと乾燥し過ぎてしまいます。

 

根元や編み込み部分が生乾きだと臭いの原因になるのでしっかり乾かしましょう。

 

 

ヘアアイロンは使える?

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サラサラストレートに憧れてエクステをつけたものの少々飽きて、巻き髪にしたいこともあるでしょう。

エクステとはいえ色々なヘアスタイルに挑戦したいのは当然なことです。

 

そこでエクステにヘアアイロンは大丈夫なのかを紹介します。

 

人毛

 

エクステが人毛100%なら地毛と同じ状態なので問題はまずありません。

しかし心配ならお世話になっている美容室の方に、ヘアアイロンを使って大丈夫か尋ねましょう。

 

人工毛

 

ただし人毛はかなり値段が高く、手頃なエクステは人工毛であることがほとんどです。

人工毛はファイバー(化学繊維)なので材料によっては溶けてしまうこともありおすすめできません。

 

しかし最近ではエクステを使って様々なヘアスタイルにチャレンジしたい、というニーズを汲んでかヘアアイロンOKのエクステも増えてきています。

ヘアアイロンを使う前にかかりつけの美容室の方に使っても大丈夫か尋ねるようにしましょう。

 

エクステが人毛か人工毛か判断する方法

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エクステの手入れはパターンが決まっておりますが素材によって微妙に違いがあります。

人毛ならば緩みや抜けに気を付けるだけで基本的に地毛と扱いは近いです。

 

対して人工毛だとトリートメントなどのケアにはエクステ用のものを用意した方が良いでしょう。

自分のエクステが人毛か人工毛かわからない、ということもあると思います。

 

その場合購入したお店で尋ねるのが一番でしょうが、一部ファイバーが混じっていても人毛として販売できてしまいます。

余談になりますがちょっと疑り深い人のために少々乱暴な確認方法を紹介します。

 

用意するものは寿命になって取り外したエクステとライター、取り扱いには十分に気を付けて下さい。

毛先を火であぶると人工毛は小さな炎が上がってプラスチックの溶けたような臭いがします。

 

人毛の場合、炎は上がらずチリチリと焦げながら髪の毛が焼けた独特の臭いを発します(臭いを知らない人はブラッシングで抜けたご自分の髪でどうぞ)。