お子さんは何人ほしいですか?年齢は何歳差を計画していますか?
一人っ子ではかわいそうだし、子供は二人と計画し、子育てにはもちろん力を注いで目一杯愛して育ててあげたい!金銭的なことも考えれば自分たちが一番の働き盛りに何不自由なく子供時代を過ごしてほしいと思うものです。
そうなると年子での出産を視野に入れる方も多いのですが、いかんせん年子、と言うのは母体への影響や、先々の子育てにおいて不安な要素もあるもの。
物事には必ずメリット、デメリットが存在し、未知の経験であれば不安なのは当然です。
知っていればどうにかなる、という問題でもありませんが、知らないでいるよりは良いでしょう。
年子出産のリスクとデメリット
母体への影響
まず真っ先に考えられるのが母体への負担です。
年子は上の子を生んで数か月もしないうちに妊娠し、10か月後、下の子の出産を迎えるわけですから母体が完全に健康体になる前に妊娠に備える段階がきてしまいます。
体質によっては子宮壁が薄くなり、破裂する危険性があるとお医者様から言われる可能性があり、大きな病院での管理入院になることもあります。
里帰り出産の難しさ
一人目の里帰り出産は、実家の負担が生まれてきたばかりの赤ん坊と母親への気配りだけですが、ここに1歳になったばかりの子供がプラスされると更に実家への負担が増大します。
1歳になるかならないかの上の子は自我が芽生え始めており、母親が新生児に取られていると感じれば実家の両親では手が付けられない甘えん坊になることもあります。
かといって新生児は2時間に1回は母親からの授乳が必要であったり、オムツの交換が必要であったり1歳の子供より確実に手がかかります。
また母体も完全というわけにはいきませんから総じて実家への負担は上の子の里帰りよりも困難なものになってきます。
上の子供への配慮
母親として気にかけてあげたいけれど、できない状況に追い込まれる可能性が高いため上の子供への気配りや配慮が十分に行き届かない状況が予測できるでしょう。
新生児の面倒をみるなんて1度経験してるしもっとうまくやれるはず!と思っていたら大間違いです。
子供は十人十色、個々で全く違うトラブルが発生しますし、母親の体力は無限ではありません。
それでも可愛い子供たちから貰えるたくさんのメリット
子供に一番身近な家族ができる
年子であると遊びや学年もあまり変わらず二人とも一緒のランクで子育てができます。
思春期になれば衝突も増えますが、子供たちにとって大人と自分だけではない、一人でない環境を作ってあげられるのは子供の未来にとってプラスなことです。
保育園へ入りやすく、補助が手厚い
一人っ子だとなんやかんや母親が面倒を見れるだろうなどと突っぱねられてしまう激戦、保育園への入園が年子の兄弟がいるだけで有利に働いてきます。
また自治体によって二人目の入園金が半額になったり、奨励金や援助金がもらえるメリットが発生します。
子育ての時間と夫婦の時間が明確に区切れる
子供が年子だということは成人も一気に訪れます。
少し寂しいようにも感じますが、小中高、大学就職とドタバタと子育てが駆け巡った後はゆっくりとした夫婦の時間をとることができます。
年の差などがあると上の子を卒業させた、次は下の子だ……という乱高下はないのです。
ベビーグッズや洋服がそのまま使える
特にすぐに大きくなって使えなくなってしまうベビーグッズや5歳程度までのお洋服などは上の子のおさがりを使うことができ大変経済的です。
性差の少ない衣類を選ぶことで男女の差があってもあまり気にかけずに済みます。
幼いころに節約した分、子供の自我が芽生え個性が出始めてからそれぞれにあったお洋服を買ってあげれば親としておさがりばっかりを着せた罪悪感もなくなります。
何よりも自分の子供はかわいいものです。
これから先の未来、二人の子供を持つことを考えて自分がその未来にいたいと思ったらぜひとも子供たちと自分のために様々な情報を得ておきましょう。