「日焼けをしてしまった」「早く元の肌に戻したい」と思うことはありませんか?
きっと戻るまでには時間がかかると思いますよね。
では、本当のところはどうなのでしょうか、見ていきたいと思います。
日焼け後、肌が元の色に戻る仕組み
よく夏に日焼けして、その肌がいつの間にか冬なると戻っているということがありますよね。
それは何故戻るのでしょうか?
皮膚の仕組みに関係があるからです。
では、構造を見ていきたいと思います。
専門的な人は構造や用語を知っている人もいるかと思いますが、皮膚には大きく分けて3つの層から出来ています。
更に、一番上の皮膚つまり、色が変わる皮膚には4つの層に分けられます。
この4つの層が皮膚の色が戻るのには大切な層です。
何故皮膚の色が戻るのかというと、皮膚が日焼けして焼けると、
- 4つの層の1番下の層から新しい細胞が生まれます。
- 皮膚の下から上に向かってその新しく出来た細胞が時間をかけて上がっていきます。
- 1番上までいくと新しい皮膚になります。その時には古い細胞は剥がれ落ちます。
- 剥がれ落ちると皮膚が元の色になります。
このような順番で皮膚が変わっていきます。
肌の色を早く元に戻す方法はあるの?
ここまで肌の色が戻る仕組みについて書いてきました。
では、これを早くして、より早く元の色に戻る方法はあるのでしょうか。
基本的に新しい細胞が出来てから元の皮膚の色になるまで約4週間です。
そこから、その元の色で落ち着くまでに約2週間かかります。
合わせると、約6週間(45日)ということになります。
健康な人で若ければそのくらいの期間で戻りますが、肌の調子が悪かったり、年齢によっては時間がかかってしまったり、元に戻すことが出来なかったりします。
ただ、どうやらより早く色を元に戻す方法はなくはないようです。
その方法とは、1度日焼けしてから以降は焼けないように紫外線対策を万全にすることです。
更に日焼け後は火照った体を冷まし、乾燥をしないようにするため保湿することです。
>>日焼けのほてりはケアは化粧水が一番?抑える対策法を紹介!
その他には食べ物にも気を付ける必要があります。※次で詳しく解説します
このように気を付ければ早ければ約1ヶ月くらいでもとに戻る場合もあるそうです。
また他にも方法があります。
それはビタミンCを取ることです。
肌に付ける保湿クリームもビタミンC入りの物にし、食べ物もビタミンCが含まれている食べ物にします。
これを意識してやると、上手くいけば約1週間で戻ることができるそうです。
日焼けを戻すのによい食べ物は?
先ほど、食べ物にも気を付けることと言いました。
では、どのような食べ物がいいのか見ていきます。
皮膚の色が戻るにはビタミンCやビタミンEを摂取した方がいいと言われています。
ですが、ビタミンCは1度に食べ過ぎても尿として排出されてしまうため、効果がなくなってしまいます。
効果が見られるようにするためには、頻回に食べるようにした方がいいです。
ビタミンCが含まれている食べ物は、
- いちご
- アセロラ
- ゆず
- レモン
- カキ
- キウイ
- 緑黄色野菜(ピーマン、パセリ、ゴーヤ、ブロッコリーなど)
- イモ類
ビタミンEが含まれている食べ物は、
- 植物油
- かぼちゃ
- ほうれん草
- めんたいこ
- うなぎ
- とうがらし
- アーモンド
- しそ
- エビ
などが挙げられます。
ただ食べればいいというわけではありません。
紫外線に反応する食べ物もあり、食べる時間も考えないといけないことがあります。
例えば、朝は紫外線に反応する物質を作る柑橘類やパセリは食べない方がいいです。
もしも、食べ物で不安という人はサプリメントや病院でビタミン剤を処方してもらうといいかもしれません。
紹介した他にも肌にいい食べ物があると思います。
気になる人は調べてみるのもいいかもしれません。
食べ物の取り方はこの動画も参考にしてみてください。
皮膚の色を戻すには皮膚の構造を理解して日焼けした後、皮膚にとって何が大切なのかを知り、ケアしてあげなければいけません。
予防も重要ですので、こちらもご覧いただくと良いかもしれません。