枕を使わないと健康、美容に良い?枕なしで「いらない」という人が続出?
毎夜寝るときの枕はとても大切な存在ですよね。
枕が替わると眠れない、ホテルや旅館などでは枕が気にかかる、というのはよく聞く話。
ですが、最近は「枕はいらない派」が増えていると言うことをご存知でしょうか。
実は枕を使わないことで健康や美容にもいいとされているとか。
詳しいお話をしてまいりましょう。
そもそも枕が必要な理由とは
少し昔話として、江戸時代や中世ヨーロッパの人々の髪型を思い浮かべていただけるでしょうか。
現代から見るとちょっと妙な髪型をしていますよね。
これらの髪形を崩さないために高めの枕が必要であった、とされる説があります。
つまりが見方が多様化された現代では必ずしも必要ないのでは?と言う仮説もあります。
科学的方面から枕の有用性を説くと、一般的には背骨をまっすぐ保つため、とされています。
ただそのまっすぐには個人差、個体差があり、あまりにも綺麗な姿勢だと呼吸がし辛い、寝付けない、と言う人もいます。
そのため枕が絶対、必ずしも必要であるとは誰にもいえません。
要は「自分に合う姿勢で寝る」ことが最も重要となってくるので、枕が妨げになる場合はいっそ枕を利用しないというのが安眠への近道になります。
枕を使わないことによるメリット
枕を使わないことで体と首筋が平行になり、頭や首にいく血液がスムーズになります。
そのため首こりや肩こりが解消されてリラックスした状態で眠ることが出来ます。
枕は睡眠中正常な姿勢を保つために必要とされていますが、合わない枕を使うと逆に首の角度などに無理が生じてしまい首から伸びている神経を圧迫して体の不調に繋がってしまうケースが多いです。
慢性の肩こりなどに困っていた人が整骨院などで「枕なしでの睡眠を」と勧められるほど枕を使わないことによって得られる効果はあるそうです。
慢性の肩こりや首こりは広く肉体の倦怠感や頭痛などを引き起こす原因ともされています。
枕を使わなくなることで1つでも解消することで健康状態の改善、維持に繋がります。
また全身の血行も良くなり、むくみなどに悩まれる人には良い効果をもたらしてくれます。
睡眠中、喉の圧迫を防いでくれるので首周りに出来るシワが出来にくくなり、シワの防止にも一役買ってくれるので美容効果も期待できるでしょう。
枕を使わない人は意外と多い事実
小さい頃からベッドや布団と言えば必ずついてくる枕。
おとぎ話の背景にあるベッドやドラマの撮影セットでも寝具に枕は欠かせません。
それだけ常識として認識されている枕ですが、個人個人の寝やすい寝辛いと常識は全く別の場所にあって良いものだと思ってください。
僕がいまだに枕を使わないのは子供の頃見た鬼太郎のEDの妖怪枕返しがトラウマだからです多分
— うるりら@全部、私が救う。 (@Aufhebener) 2015, 5月 31
あれ?ローリー、それ俺の枕…ああ、いいよいいよ俺は使わないしな
— 疲れきったテンドーbot (@tiredtendo_bot) 2015, 5月 21
寝るとき枕いらない派
— のむら (@nomu81ylg) 2015, 5月 7
みんなが使っているから使わなくてはいけない、そんな強迫観念が根強いの日本ならではのお国柄です。
暗黙のルールを守る生真面目さや、みんなから逸脱せず協調性を持つのは美徳とされていますが、個人のスタイルを無視して従わなくては!と思ってしまうと窮屈なものです。
せめて睡眠くらいは自分が一番気持ちよく、疲労を回復しやすい方法を選んでみましょう。
最期に注意点を。
枕なしで眠ることは勿論胸を張ってオススメできることですが、睡眠のしやすさには個人差があることを忘れないように。
枕を使って不調になる人もいれば、枕を使わないことで不調になる人も必ずいます。
枕を使わないことによる効果はメリットが沢山ありますが自分にあった睡眠方法でないと思ったら、すぐに切り替えて枕を使うなり、違った方法をとるなり対策いたしましょう。
何事にも向き不向きがあり、良いとされているなら絶対良い、と言うのは存在しません。
願わくば、あなたが枕なしの睡眠による効果を享受できますように!