海水には塩分が含まれているので肌や体にいいと聞いたことがあります。
ではこのことは本当なのでしょうか。海アレルギーはあるのか、あるとすれば対処方法は何があるのか見ていきたいと思います。
海水は肌にいい?
まず、海水は肌にいいのかを見ていきたいと思います。
海水とは文字通り、海の水ということです。
海水が肌にいいとされているのは、海の水の中にミネラルが含まれているからです。
更に、マグネシウムも多く含まれているので、それを肌につけると肌を保護する機能を高めることが出来ます。
つまり簡単に言えば、海水には殺菌や消毒などの効果もあると言うことです。
なので、例えば
- 背中にニキビがある
- アレルギー、アトピーがある
- 汗疹、湿疹がある
など何かしら肌に症状が出ており困っている人は海に入ると肌の調子が良くなり、治るという例があります。
その他の効果として、マイナスイオンを浴びることが出来たり、泳ぐことによって肺活量も鍛えられます。
ですが、時間によっては日焼けや海水の場所によっては急に深くなっている場所などもあるので海水に入るには注意が必要です。
また、髪がパサパサになってしまったり、あまり長く海水につかりすぎると肌がヒリヒリしてしまうことがあります。
ヒリヒリするということは、日焼けしたとすぐに思うかもしれませんがもしかすると、海水に長く入りすぎ肌に効果が強すぎたということもあるかもしれません。
海水なので、人に合わせてミネラルを調節することは出来ないので、自分で肌の様子を見ながら入る時間を調節しなければいけません。
ちなみに、プールの肌への影響は別の記事で書いていますので、そちらをご覧ください。
海アレルギーとは?
先ほど「海水には殺菌や消毒などの効果もある」と言いました。
ですが、このような効果がある反面、食べ物と同じように海に入ったり当たったりすることでアレルギーが出るという人がいます。
それが海アレルギーという物です。
症状としては、
- 海水の当たった場所が赤くなる
- 海から上がった時、体の一部が赤くなったり皮膚の皮が剥ける
- 皮膚に痒みが出る
- 湿疹、蕁麻疹が出る
などの皮膚の症状があります。最悪な結果では死亡してしまうこともある怖いアレルギーです。
アレルギーというのは食べ物、動物、植物などなど物に対して全てあります。
どのアレルギーがあるかは人それぞれです。
海水にはアレルギーにも効果があるのですが、海水には塩分などのミネラルの他、様々な成分やゴミや沢山の物質が流れていることがあります。
そうなると何が海水の中に含まれているのかわからないので自分はアレルギーが出るような物に当たっていなかったとしても知らないうちに当たってしまうこともあります。
また、海水に含まれているどの成分でアレルギーが出ているのかわかりません。
海アレルギーは海水に当たる又は入ることが出来ないので、海水は全てのアレルギーに対して効果がないこともあります。
海アレルギーの対処法は?
海水につかる、浴びるのが短時間であれば、何もしなくても軽い症状で何日間かすると治る可能性もあります。
ですが、気づかず長時間になってしまうと最悪のケースになることもあります。
ということは海水は肌が良くなるだけではなく、悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
そうならないためにも自分が海アレルギーかを知ることが大切です。
もしも海アレルギーと知らず海水に当たってしまい、海水でアレルギーと思われる症状が出たら、まずは綺麗な水で洗い流し様子を見ましょう。
何度も繰り返すようであれば病院に行った方がいいと思います。
ですが、少しでも症状が出た場合には病院に行き、適切な治療をすると安心です。
海水に入ってから病院などで検査するより、海水に入る前に検査をしておく方が気持ち的にも安心でき、入りやすいと思います。
自分で出来る診断の方法としては、
- 天然塩を水に入れ、手や足など肌をつけます。
- 最初は短時間つけ徐々に少し長くつけてみます。
その時に、何も症状が出なければ海アレルギーはないと思われます。
確実に診断するためには病院に行き詳しく、検査をしてもらうことです。
いつどんな時にでるかわからないアレルギー、海水アレルギーもその1つです。
海水アレルギーというのは怖いアレルギーです。
自分は大丈夫と思わず、自分で出来る判断や病院に行って出来る検査もあるので、1度検査をしてみましょう。