ダイエットのためにエアロバイクを買ったはいいものの、使い方がいまいちよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、実際のところエアロバイクでどのくらいカロリーを消費できるのかも疑問がありますよね。
エアロバイクは安い買い物ではありませんので、買ったのならば効果的に活用したいものです。
また、トレーニングジムでエアロバイクに乗ることもあるでしょう。その際にも、払った会費分を取り返せる程度に痩せたいですよね。
そこで、この記事ではエアロバイクの活用法や魅力について迫っていきたいと思います。
エアロバイクは室内で痩せることができる便利なダイエットマシン
固定された自転車のような形をしているエアロバイクというダイエット器具。ペダルを漕ぎ、有酸素運動を続けることによって痩せることができるというしくみになっています。
有酸素運動とは、あまり身体に負荷がかからない程度の軽めの運動を行って、体の代謝を良くするというタイプのものです。
有酸素運動は朝の食事をする前に行うことが効果的と言われています。これはなぜかというと、空腹の時は脂肪の燃焼が早いためです。
朝に行う場合の注意点としては、一生懸命ペダルを漕いで疲れてしまい朝ごはんを食べ過ぎてしまうことが無いようにするということです。
長い時間の運動という点では普通の自転車に乗るのもダイエットとして効果的ですが、エアロバイクであれば外に出なくても良いというメリットがあります。
また自転車とは違いペダルを漕ぎながらテレビを見たり、ラジオを聴いたりすることができるため、長時間の有酸素運動としては飽きないようになっていることが魅力です。
室内で行うため、雨が降っていても問題なくダイエットが行えることも見逃せません。
エアロバイクでは、脚などの下半身を鍛えることができます。ただしあまり脚に負荷をかけすぎてしまうと、スリムな脚を通り越して筋肉質な脚になってしまいますので注意しましょう。
エアロバイクはペダルを漕ぐ速さやペダルの重さで消費カロリーも変化する
当たり前といえば当たり前ではありますが、ペダルを漕ぐスピードが速いと同じ時間漕ぎ続けたとしても回数は大きく変化します。そのため、消費カロリーも変わってきます。
もちろん、早く漕げば漕ぐほど消費するカロリーは増えます。
また、設定を変更してペダルを重くすることができるものならば、重くすればするほど消費カロリーは増えていくこととなります。
時速15キロメートル程度のスピードで漕ぎ続ければ、30分で150kcal程度カロリーを消費します。
ペダルを上り坂を上がっていくくらいの重さに変更した場合はこの倍の、300kcal程度消費することが可能になります。
お茶碗いっぱいの白米のカロリーがおよそ168kcal程度なので、普通の速さでも30分以上漕げばその分を取り戻すことができます。
エアロバイクを漕ぐ時間は30~40分程度がベスト
漕げば漕ぐだけカロリーを消費できるエアロバイクですが、漕ぎすぎて日常生活に支障が出てしまうのも考えものです。
基本的には、毎日30分から40分程度エアロバイクを漕ぐことがおすすめです。
毎日運動を続けることは、痩せることへの近道となります。
一日に何時間も漕ぐ必要はありませんが、毎日続けることを心がけましょう。
漕ぎすぎると筋肉が発達しすぎてしまう恐れもありますので、めやすの時間よりも長く漕ぐのはやめておいたほうが良いですね。
エアロバイクで心拍数を図ることができる
エアロバイクの多くには、心拍数を図る機能が搭載されています。心拍数は、カロリーの消費に大きく影響します。
基本的には心拍数が高くなるほど、脂肪を燃焼させることができるためです。
ただし、高ければ高いほど良いのでドンドン心拍数を増やしていけばいいというわけではありません。
現在の行動に必要なカロリーからもエネルギーを消費してしまうことになるため、脂肪を燃焼させられなくなってしまうからです。
また、心拍数が高くなるということは疲労がたまるということでもあるため、疲れて効率が悪くなり結果的に脂肪が燃焼できない無駄な運動になってしまうかもしれません。
220という数値から自分の年齢を引いて、0.5から0.65の間の数値をかければ最大の心拍数の目安がわかります。この数値よりも高くならない程度に、心拍数を上げていくことをおすすめします。
エアロバイクを用いたインターバルトレーニング
非常に短い時間で数時間分の負荷を体にかけるという特殊なダイエット方法のインターバルトレーニング。
エアロバイクの場合は、まずは全力で5秒から10秒程度ペダルを漕ぎましょう。そしてその直後に、ゆっくりペダルを20秒から60秒程度漕ぐという流れが1セットの内容です。
これを初めは3セットこなし、慣れてきたらドンドン回数を増やしていきます。
最終的に、10セットを目指していきましょう。