すらりと伸びる、外国人のような長い足はとても魅力的で憧れてしまいますよね。
アジア人は昔から胴長短足だと言われあまりスタイルが良いとはいわれてきませんでした。
ですが!昨今では食の欧米化やライフスタイルの変化によって、アジア人だからとスタイルが限定されることも少なくなってきました。
テレビで見かける芸能人のように!というのは意識が高くなってしまいますが、待ち行く人たちを見てもひと世代前より足が長くなっているように感じます。
では、どこからが足が長くて、どこからが足が短いと定義づけられるのでしょうか。
調べてみましょう!
足の長さの算出方法
まず自分の足の長さがどの程度に値するのか理解しておきましょう。
足の長さは〝股下÷身長×100〟の計算で、身体に対して足の長さが何%なのか、という比率で算出できます。
股下とは、「気をつけ」の姿勢で地面から足の付け根までの長さを言います。
計算式で割って出た数字が身体に対して足の長さは何%である、ということになります。
43%~45%は日本人平均です。多少短い感じはしますが平均的です。
46%~47%は白色人種から黒色人種までの平均で、日本人からしてみれば長く見えます。
48%~になるともうモデルさんの領域であり、それ以上49%にもなるとモデルさんの中でも少ないパリコレクラスのスタイルになってきます。
予断であれば世界一足の長い人はギネスに認定された比率51.35%~となり、最早比べてよい対象なのか分からないレベルに達しています。
世間一般から見る足の短さ、その基準
日本人の平均レベルだと比率43%~となり、平均であるにもかかわらず、短い部類だと認識されています。
これは基本的にアジア人が足が短い人種であるからです。
欧米人は古来狩猟民族であり、獣を追いかけ山を駆け回る俊敏さを必要とされたので、その生活に合わせて足が長くなりました。
反してアジア人は農耕民族であり、稲作や土木、定住することを基本とした生活に合わせ足腰を踏ん張り強くするため短い足の方が効率的であったと推測されています。
現代では先進国同士であればそう生活に変わりがあるところは少ないですが、理由を知ってみれば進化の過程で必要だった身体のつくりだったのです。
同じアジア人でも足の長い人を散見するようになりましたが、それらはライフスタイルの変化によるものであり何代も何代も重ねた上で今風にあわせて進化した人間の神秘によるものです。
足が短くて困ることとは?
自分の足が平均より短かったり、平均ピッタリで短いことが証明されたとして、さてあなたは何が困るのでしょう。
スタイルがかっこ悪い、というのは主観的な話であり、その対策はソールの高い靴を履くなりで対応は出来るでしょう。
よくよく考えてみて根源的に困るようなことというのは、そんなに無いのです。
足が短くても自転車には乗れますし、ジーパンだってはけます。
誰とは言いませんが足が短くたって、芸能人にもなれるし、お金持ちにだってなれますよ。
さて、あなたは何故足が短いことにこだわったのでしょう。
些細なことであれ、コンプレックスの追求でアレ、どのようなものもあなたの個性であることには変わりありません。
ポジティブに考えて捕らえ、情報として自分の中に蓄積するのが一番よろしいでしょう。