育児疲れは子育てママの永遠の悩みです。
でも、日頃のストレスを放っておくと、うつや体調不良や頭痛などの病気につながることもあります。
日頃の育児疲れをためないためにはどうすればいいのでしょう。
育児疲れによる体調不良
子育てを頑張るあまり、無理をして体調不良を起こすのはよくあることです。
特に産後まもないママはまだ体も不安定な中、不眠不休の育児をこなすので本当に大変。
授乳中に貧血になったり立ちくらみを起こすこともありますし、常に睡眠不足のため、普段のように眠ることによって一日の疲れをリセットできません。
筋肉に疲労が溜まり、神経や血管を圧迫するせいで頭痛や肩こりなどの痛みが起こります。
また、産後はホルモンバランスがしばらく不安定ですので、それも体調不良の原因となります。
貧血がひどいなら、鉄サプリや栄養ドリンクのお世話になるのも有効です。
子どもがお昼寝している間の数分だけでもストレッチをしたり、しんどいときは子どもと一緒に横になりましょう。
育児疲れによるうつ
このように、日々の疲れが積み重なって起こる体調不良ですが、ひどい場合は、うつを引き起こすこともあるのです。
実は産後女性の10~15%がうつにかかるというデータもあるほど、ママにとって身近な病気です。
慣れない育児のストレスもうつを発症する要因になります。
以下は一例ですが、こんな症状が出ていたら赤信号です。
- 食欲や睡眠欲がない
- 眠りたいのに眠れない
- 赤ちゃんをかわいいと思えない
- なんでも自分のせいに思える
また、ストレスから下痢や脱毛などの症状が現れることもあります。
その他ストレスによる症状は色々あるので、少しでも変だと感じたら病院に行くというのが一番重要でしょう。
育児疲れで「死にたい」と思ったときは
このように育児疲れによる「うつ」の症状があると知っていながらも、どうしても「死にたい」と思ってしまうときはありますよね。
子どもの寝顔を見ては毎晩泣いてしまう、死にたいと思ってしまう。
なかなか思い通りにならない子育てに心身ともに追い詰められている証拠です。
でも、育児が思い通りにならないのは、決してあなたの責任ではありません。
よくいわれるのが「育児は70%で御の字」ということ。
がんばりすぎず、少し力を抜いてみてはどうでしょう。
周りに育児の相談をできる人はいますか?
行政でやっている子育て相談窓口なども積極的に活用してみてください。
自分だけの力でどうにもならないときは、迷わず病院を受診しましょう。
育児疲れを解消する方法
これまで、頭痛や体調不良、うつなど、育児疲れによるいろんな問題について見てきました。
では根本となる育児疲れを解決するにはどうすればよいのでしょうか。
ズバリ言うと、なるべく日々のストレスをためないことに限ります。
いくつかストレス解消法をご紹介します。
とにかく疲れてる!この疲れをどうにかしたいママは
パパのいる週末だけでもいいので、ゆっくり湯船につかる時間を作りましょう。
ぬるめのお湯にゆっくりつかることで血行がよくなり、筋肉の緊張もほぐれます。
たまにはマッサージなどに行ってしっかりメンテナンスするのもいいですね。
とにかく自分の時間が欲しいママは
自分だけの時間、ぜひとも作りましょう。
パパにお願いするのが難しいときは、一時保育などのサービスを使うのも手です。
美容院やショッピングなどで気分転換しちゃいましょう。
とにかく手軽にイライラ解消したいママは
子育てエッセイやコミックを読むのはどうでしょう。
あるあるネタのオンパレードに、小さな悩みも吹っ飛んでしまうかも。
育児で大事なのは、がまんしすぎず、がんばりすぎないこと。
自分なりのストレス解消法を見つけて、子育てを楽しみましょう!