産毛は誰でも生えていますがその濃さは人それぞれ、中には肌が黒々しくなることも…。
特に顔、頬に出てしまうと隠すことができないので困ってしまいます。
今回はそんな産毛どころか浅黒い頬毛を解決する方法を紹介します。
頬の産毛を処理する方法
頬の産毛は見た目や化粧ノリにも影響するのですぐさま処理したい所です。
処理する方法はいくつかありますが場合によってはかえって濃くなったり別のトラブルを引き起こしたりすることもあります。
産毛の処理で考えられる方法の是非についてピックアップしてみました。
剃る
すぐに出来て一番手軽で確実な方法ですが、いくつかポイントがあります。
これを怠ると剃り残しが目立って逆に濃く見えてしまったり、肌のトラブルに繋がることもあります。
なおT字カミソリは体用なのでNG、顔用のL字カミソリで出来れば電動のものが良いです。
まず剃る前の準備、洗顔用の石鹸や洗顔フォームなどで皮脂や汚れをしっかり落とします。
次に蒸しタオルを頬に1~2分ほど当てて、毛穴を開かせるとともに産毛を柔らかくします。
これらをキッチリすることで剃り残しが極めて少なくキレイに剃ることができます。
剃る前には乳液やクリームでカミソリが滑りやすくします。
剃るときは力を入れず肌に添える程度、ゆっくりと優しく毛の流れに沿うようにします。
逆剃り(毛の流れに逆らって剃る)や滑りが悪いカミソリを使うと後に肌のトラブルに繋がるので気を付けましょう。
処理が終わったらぬるま湯で軽く洗顔して、保湿を忘れないようにします。
肌が弱い方は冷たいタオルで軽く冷やすことでカミソリ負けを防ぐことができます。
頬の皮膚は繊細なので剃り過ぎは禁物、こまめに手入れしたくとも半月に1回程度にしましょう。
抜く
産毛を根元から処理したいと毛抜きを使う方もいるかもしれませんがNGです。
毛根を抜くというのは毛穴へのダメージが大きく肌のトラブルに繋がる可能性が大です。
抜いた場所に色素が沈着して黒いシミができることもあるので絶対に止めて下さい。
力の入れ具合を間違えると埋没毛となって、かえって濃く汚くなってしまうこともあります。
時間がかかる上に良いことなしなので、どうしても脱毛したい場合はレーザー脱毛を利用しましょう。
どうしても抜きたい、だけどお金はあまりかけたくないという方は脱毛ワックスシートを使うと良いでしょう。
顔に貼るとワックスが産毛に密着し、シートを剥がすときに毛根から引き抜くというものです。
顔用なので肌が弱い人でも安心、毛抜きよりも安全で時間もかからないので試してみてはいかがでしょう。
除毛クリーム
正式には除毛クリーム、肌の表面に出ている毛を処理するためのものです。
脱毛とは毛根まで処理することですが、除毛クリームでは毛根が残っているため時間と共に再び生えて来ます。
剃ったり抜いたりするより面倒が無い除毛クリームですが、実は頬毛には使わない方が良いです。
除毛クリームは溶かすことでムダ毛を処理するものなのは使ったことがあればわかると思います。
毛の成分であるたんぱく質を溶かすことで除毛するのですが、同じたんぱく質である肌にも少なからずダメージを与えます。
腕や脚などと違い顔は皮膚が繊細で、除毛クリームでは刺激が強すぎて悪影響が大きいのです。
頬毛に使うならば除毛クリームよりも抑毛クリームの方が良いでしょう。
読んで字のごとく、塗り続けることで育毛を抑えて徐々に毛を薄くする効果があります。
即効性はありませんが肌へのダメージも少なく、いずれ処理する必要がなくなるのも大きいです。
レーザー脱毛
多少お金がかかっても安全に処理したい、頬の毛を無くしたい方はレーザー脱毛が良いでしょう。
レーザーを当てて毛の細胞の働きを徐々に低下させることで最終的にムダ毛が生えなくなります。
回数を重ねる必要があるのと、産毛では効果が出るまでに少々時間がかかる欠点がありますが、最も安全で確実な処理方法です。
最近では取り扱う医療機関も多くなり、値段も安価になったのでネットで評判のサービスを探してはどうでしょう。
または家庭用の脱毛器、少々値が張りますが同じくムダ毛に困っている人が周りにいるなら使い回しが出来て便利です。
家庭用なんて、と思いきや最近の脱毛器は医療用に負けないくらい高性能なものも多いのでバカにはできません。
産毛や頬毛を無くすために
素早く処理するならカミソリが一番確実で安心ですが、毎度手順を踏むのが面倒です。
そこで即効性と確実性を取るならレーザー脱毛、時間はかかっても費用は抑えたいなら抑毛クリームで永久脱毛を目指しましょう。
手間とお金はかかっても最終的に手入れの必要が無くなることを考えれば絶対にオススメです。
ムダ毛の主因である男性ホルモンは女性の体にも少なからず存在しています。
本来はほんの一部なのですが様々な要因でホルモンバランスが崩れるとムダ毛という形で現れます。
女性の場合だと思春期や妊娠、生理や更年期などでもホルモンバランスが変化して毛が薄くなったり濃くなったりします。
完全に防ぐことはできませんが普段から食生活や生活習慣には気を付ける必要があります。
例えば主な男性ホルモンはテストステロンという物質ですが、動物性たんぱく質を多く摂ると分泌量が増えることが明らかになっています。
他にも普段から睡眠不足や体力不足、運動不足だと体を強くしようと男性ホルモンの分泌量が上がります。
処理だけでなく普段の生活にも気を付けることがムダ毛を減らすことに繋がります。