黒目を大きく見せるためのコンタクトレンズはいろんな種類のものが売られており、今や女性のアイメイクのひとつとしてすっかり定着した感がありますね。
実は筆者もたまに使っています。
「黒目がち」という、大きな瞳を褒める言葉もあるくらいですから、やはり黒目の部分がくっきりとしていることは、美しく見えるのでしょうか。
さてそのいっぽうで「三白眼」というのがあります。
こちらは、白眼の部分が大きく、瞳が小さく見える目のことを言います。
黒目が上寄りで、左右の下に白目の部分があるので、このような呼び名がついたようです。
どうもあまりポジティブなイメージがないようですが…。
今回は、三白眼でお悩みの方のために、調べてみたことをご紹介したいと思います。
三白眼の原因は? 病気なの?
体格と違って、目の大きさは個人差がそれほどないように思えますが、やはり生まれつきで黒目部分の大きさに多少の違いはあるようです。
こればかりはどうしようもないですよね…。
生まれつきでない三白眼というのもあり、その原因のひとつと言われているのが「眼瞼下垂(がんけんかすい)」です。
これは、加齢や長期間にわたる刺激のせいで、上まぶたの筋力が衰えて下がった状態のことを言います。
病気ではありませんが、ものを見るときに少し不便になったりすることもあるみたいですね。
この眼瞼下垂が進むと、眼球を動かす筋肉のバランスが崩れて、三白眼になりやすくなるそうです。
以前は三白眼でなかったのに、いつの間にか…という方は、まぶたの状態を確認してみると良いでしょう。
三白眼の治し方は?
もしもあなたの三白眼が眼瞼下垂によるものならば、治す方法があります。
眼瞼下垂はごく簡単な手術で治療ができるのです!
形成外科や美容整形外科で、まぶたを上に引き上げる手術をしてもらえます。
「眼瞼下垂」の診断が下りれば、保険適用で手術してもらえますので、費用も抑えられます。
手術の内容としては、二重まぶたの形成手術と似ており、下がってきたまぶたの皮膚を除去して、縫合するというものです。
切開する手術ですので、腫れや内出血が引くまでには2週間以上かかります。
さらに、そこから筋肉がバランスを取り戻して三白眼が改善するまでに1年近くかかります。
効果がすぐには出ませんので、試してみるなら気長に行かなくてはなりませんね。
また、眼瞼下垂が軽症の方ならば、上まぶたを引き上げる筋トレをするのがよいそうです。
メイクで工夫してみよう!
と、いうわけでやはり即効性を求めるならメイクで工夫してみるのが一番です!
まずは冒頭でも書いたとおり、瞳を強調するタイプのコンタクトレンズがお手軽です。
あまり大きすぎないものから、くっきりはっきりと黒目が大きくなるものまで、さまざまな商品が出回っています。
とはいえ、眼球にじかに接触するものですから、それなりの品質のものを使わなくてはならず、そうなると長期間にわたる出費はなかなか辛いもの…。
そんなときは、三白眼をカバーできるアイメイクがオススメです。
- アイラインを上下に入れない(白目が強調されるので)。
- 下アイラインは目尻よりに入れる。
- アイラインやアイシャドウは肌馴染みのよいブラウンやベージュ系を選ぶ。
コツは、まぶたの際と白目の境目を強調しないことでしょうか。
肌馴染みの良し悪しは人それぞれですから、自撮りしながらアイメイクをいろいろ試してみてくださいね!
いかがでしたでしょうか?
筆者は個人的には三白眼の目つきがとても色っぽいと思うので、羨ましいくらいなのですが…。
そう、三白眼って強みのパーツなんですよ!
ぜひご自分の素敵な個性を生かしてみてくださいね。