風邪気味、花粉症、鼻で息ができないとどうしてもなってしまう鼻声。
お友達に、あれ?風邪ひいた?なんて指摘されたことはありませんか?
鼻声は、お友達ならともかく、恋人とのデートや職場で接客や大事な取引先と会議があるなんて時、格好が悪いですよね。
それにしても、見ていると風邪もひいていなさそうなのにいつも鼻声っぽい人もいますよね。
これってどうしてなのでしょうか?
鼻声の原因と、どうしても辛い時の治し方を調べてみました。
鼻声の原因って何?
これには二つの原因があることを知っていましたか?
閉鼻声
風邪をひいた時やアレルギーの時、鼻づまりを起こしている時の鼻声です。
大部分の鼻声の原因です。
いつも鼻声、と言う方も、慢性的な鼻炎で鼻づまりが酷いという方がほとんどです。
花粉症の時にたくさんの方がなっているのがこれですね。
これは、原因になっている病気やアレルゲンを解消しないと完全に治すのは難しいです。
慢性鼻炎や、蓄膿症にまで至っていた場合手術が必要になる場合もあります。
開鼻声
鼻づまりを起こしていないのに鼻声が出てしまうのはこちらです。
開鼻声は、言葉を発する時に空気が鼻に抜けてしまうことで起こる鼻声です。
主な原因は軟口蓋と言う部分が運動障害をおこして鼻咽腔閉鎖機能不全になった場合に起こる鼻声です。
脳卒中や頭部外傷の後遺症、口蓋裂の手術をした方などにも稀に起こります。
また、先天的な障がいとしても起こる場合があります。
こちらは、専門医の指導のもとで、言語療法など様々な治療を行えば改善されてくるようですので、おかしいなと思ったならば、まずは、耳鼻科など専門医に相談しましょう。
鼻声の治し方は?
開鼻声については、専門医の指導が一番ですので、ここでは閉鼻声の鼻炎について治し方を解説していきましょう。
閉鼻声の鼻声を治すには、鼻づまりを治すのが第一、しかし花粉症や鼻風邪の時など、いくらかんでも鼻水は出てくるし、鼻水を全部出したと思ったのにまったく鼻が通らない、なんてことになりますよね。
鼻づまりを治す方法にはどんな方法があるのでしょう。
手術
慢性鼻炎の治療で粘膜の腫れを解消するためはレーザー手術を行います。
費用は症状によりますが、3000円程度から30000円くらいかかるようです。
悪化して、蓄膿症になった場合も手術が必要な場合があります。
こちらは10~20万程費用が必要なようです。
このほかに病院に行って薬を貰ったり治療を行うのが一番なのはわかっている。
でもとにかく緊急でなんとかしたい、とにかく今が辛い!と言う方におすすめする方法はこちらです。
鼻を温める
蒸しタオルなどで鼻を温めると一次的ですが鼻がすっきりします。
お風呂に入ると、入浴中は鼻が通っていたりしませんか?
これと同じ事を、手軽にやってしまおうということです。
蒸しタオルは、タオルを水で固く絞りビニール袋に入れてレンジで数秒チンすると簡単にできます。
個人的にはこれがシンプルで一番効き目がありました。
その場で出来る鼻づまり解消法
- 深く息を吸い、次にその息が全てなくなるまでゆっくりと吐きだす。
- 鼻をつまんで呼吸が上下にゆっくりと動かす。それを呼吸が限界になるギリギリまで行う。
有名な方法で、これで、解消された!と言う方が大勢いるそうです。
私もやってみましたが若干ましにはなりましたが、少しこつが必要なようで何回も繰り返しました。
ツボを押す
小鼻のすぐ脇に、迎香と呼ばれる鼻づまりを解消するツボがあります。
そこをゆっくり押して行くと解消に効果があるそうです。
ペットボトルを脇に挟む
タオルも用意できる状態じゃないしあまり派手な動きができない。
デスクワークをやっていて何も出来ないけど鼻が限界!という時に個人的には一番即効性がありました。
やり方はペットボトルを、鼻づまりを解消したい方と逆の脇に挟むだけ。
これで一時的にですがすぐに解消されます。
鼻炎用のスプレーを使う
一時的に解消したい時には市販の鼻炎スプレーが効果的です。
ただ使いすぎると副作用が出て鼻づまりが酷くなったり、治りにくくなったりと言う事が起こりますので、1~3日程度にしておきましょう。
放っておくと酷くなるかも?早めの受診を!
大切なプレゼンや発表会の前に鼻声なんて嫌ですよね。
これらは全て一次的な解消法なので、きちんと病院を受診して早めに治しましょう。
身近な人で、ずっと鼻声の人がいる、という場合は慢性的な鼻炎や、鼻の奥の副鼻腔に膿がたまる事によって起こる蓄膿症になっている可能性もあります。
私の知り合いの小学生に、頻繁に鼻をすする癖がある子がいて、それが原因で蓄膿症になってしまった、ということがありました。
すすらずに鼻をかむ癖をしっかりつけた方が良いですね。
慢性的に鼻が詰まっていると、すすらないでいるのは難しくなってしまうので、原因は、病院などを受診してはっきりさせた方が良いですね。
また、鼻づまりが酷いとどうしても口呼吸になってしまいます。
せっかく、鼻声が治ったのに、今度は喉がガラガラ、なんてことにならないように、マスクをつけるようにしましょう。
ハッカのど飴などを舐めると、喉にも良いし、鼻づまりも少し楽になって一石二鳥なのでおすすめです。